フィルムは記録する

野田醬油株式会社 第十七工場 披露祝賀会 大正十五年四月二日…三日

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需要の増加に対応するため1926年3月31日に竣工した、千葉県野田市の野田醤油株式会社(現・キッコーマン株式会社)第十七工場の披露祝賀会の記録映画。冒頭に会社の現況と第十七工場の図面と外観が紹介される。前半は祝賀会の接待役に動員された日本橋、新橋、柳橋、芳町の数多の芸妓たちの乗る列車内の様子と、当時の片岡直温商工大臣をはじめとする来賓と新聞記者たちの臨時列車内の模様が記録され、後半では来賓の工場見学と披露式の模様が収められている。

作品詳細

作品番号
ST000339
映画題名
野田醬油株式会社 第十七工場 披露祝賀会 大正十五年四月二日…三日
映画題名ヨミ
ノダショウユカブシキガイシャダイジュウナナコウジョウヒロウシュクガカイタイショウジュウゴネンシガツフツカミッカ
製作年月日
1926
時間(分)
56
サウンド
サイレント
カラーの種類
染色/染調色/白黒
製作会社
勝本映画製作所
スタッフ
勝本映画製作所[撮影]
検閲番号等
元素材には検閲番号の穿孔跡があり、以下の検閲時報の記録と合致する。
1926年6月30日
A3655、日、實、宣、産、野田醬油株式會社披露祝賀會、5巻、1296m、東京勝本映畫社、駒田萬次郞
フィルム映写速度
16
備考
元素材は、2015年度にキッコーマン株式会社より受贈した35㎜可燃性ポジフィルムを不燃化した35㎜白黒インターネガを経て作製し、染色・染調色を施した35㎜上映用ポジフィルム。この35mmプリントは上映企画「発掘された映画たち2018」において上映されている。
検閲時報の記載と比べると、元素材である上述のフィルムの尺長は1028.734mで約267m短い。受贈した35mm可燃性フィルムは検閲記録と同じ5巻だったが、5巻目は加水分解による硬化と粉末化が進んでおり不燃化作業ができなかった。
参考文献
『野田醬油株式會社二十年史』(野田醬油株式會社、1940年)213-215頁(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/pid/1089916/1/158

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