フィルムは記録する

悼ましき凱旋

第一次上海事変終結後の1932年4月29日、日本人居留地の虹口公園で催された天長節祝賀式において、朝鮮人独立運動家・尹泰吉の手榴弾により爆死した上海派遣軍司令官・白川義則陸軍大将の棺が、上海から軍艦龍田で横須賀軍港・逸見埠頭まで運ばれ、東京に戻るまでを描いた掌篇。

作品詳細

作品番号
ST000131
映画題名
悼ましき凱旋
映画題名ヨミ
イタマシキガイセン
製作年月日
1932
時間(分)
7
サウンド
サイレント
カラーの種類
白黒
製作会社
上海派遣軍司令部
検閲番号等
1932年11月26日
G16356、日、實、時事、悼ましき凱旋、1巻、199m、上海派遣軍司令部(製作者)、陸軍省新聞班(申請者)、免
フィルム映写速度
24
備考
元素材は、アメリカ議会図書館より返還された35㎜ポジプリントを不燃化して作成された35㎜インターネガ。
検閲時報の記載より、上海派遣軍司令部を製作者とした。また、元素材である上述のフィルムの尺長は641.11ft(約195.41m)であることから、ほぼ完全版であると考えられる。