フィルムは記録する

満洲里――東京 東亞騎馬旅行隊

大阪毎日新聞社後援と思われる騎馬旅行隊が、奉天から大連まで辿り着くところを記録している。冒頭では、当時満鉄副社長だった松岡洋右ほか役員らが見送っている。奉天では、1928年6月4日の張作霖爆殺事件で張と共に亡くなった奉天派の軍人、呉俊陞(ごしゅんしょう)との会見場面がある。映画題名、ならびに検閲記録にある尺長(350m)と元素材のフィルムの尺長(249.336m)の違いから見て、作品は騎馬隊が東京に到着するところまで描いていたと思われ、大連以降の行程が欠落していると考えられる。

作品詳細

映画題名
満洲里――東京 東亞騎馬旅行隊
映画題名ヨミ
マンシュウリ トウキョウ トウアキバリョコウタイ
製作年月日
1928
時間(分)
13
サウンド
サイレント
カラーの種類
白黒
製作会社
南満洲鉄道株式会社
スタッフ
南満洲鉄道株式会社[撮影]
検閲番号等
1928年5月14日
C4798、日、實、時事、満洲星(里の誤植か)東京東亞騎馬旅行隊、1巻、350m、南満洲鉄道株式會社(製作者)、東京日日新聞社(申請者)、免
フィルム映写速度
16
備考
元素材は、1971年度にアメリカ議会図書館より返還された35㎜ポジプリントを不燃化して作成された35㎜インターネガ。
参考文献
『映畫敎育』第七輯(大阪毎日新聞社、1928年)17頁「大毎フイルム・ライブラリー 昭和三年前半期購入映畫一覽」