フィルムは記録する

La Commission d'Etude de la Société des Nations en Manchourie/The League of Nations Commission of Inquiry in Manchuria(国際連盟 満州調査団)

1932年4月に行われた、いわゆるリットン調査団(国際連盟日支紛争調査委員会)による満洲での調査活動を軸に、他の作品(『満州国 極東の新時代のあけぼの』『前線』)の映像の重複や、かつてのフッテージ(張学良軍の軍事パレード)を再利用しながら、中国からの避難民受けいれや産業振興、国力増進を進めている姿を通して、満洲国および関東軍の正当性を主張する作品(中間字幕は仏語、英語)。ラマ教寺院での祭事の民俗誌的な映像に見られるように、単なる調査団の行動記録に留まってはいない。

作品詳細

作品番号
ST000164
映画題名
La Commission d'Etude de la Société des Nations en Manchourie/The League of Nations Commission of Inquiry in Manchuria(国際連盟 満州調査団)
映画題名ヨミ
コクサイレンメイ マンシュウチョウサダン
製作年月日
1932
時間(分)
50
サウンド
サイレント
カラーの種類
白黒
製作会社
南満洲鉄道株式会社
スタッフ
芥川光蔵[監督]
フィルム映写速度
20
備考
元素材は、1966年度に可燃性35㎜上映用ポジフィルムを不燃化した35㎜インターネガより、2012年度に複製化した35㎜上映用ポジフィルム。