時と時計
イラストを使った太陽時の説明から始まり、1892年に東京・本所区柳島で設立された精工舎における掛け時計、目覚まし時計、懐中時計の製造、ならびに1912年に東京・芝区芝浦で設立された沖電気における電気時計の仕組みと製造を説明する。大量の部品や試験場に並んだ時計の光景は圧巻である。東京天文台における標準時の計測とともに、時報を伝える経路が示され、時を正確に測ることが近代文明に欠かせないことを訴えている。
作品詳細
- 作品番号
- ST000015
- 映画題名
- 時と時計
- 映画題名ヨミ
- トキトトケイ
- 製作年月日
- 1934
- 時間(分)
- 45
- サウンド
- サイレント
- カラーの種類
- 白黒
- 製作会社
- 文部省
- スタッフ
- 製作:文部省
- フィルム映写速度
- 18
- 備考
- 元素材は、1971年度に文部省より管理換を受けた35㎜不燃性マスターポジ。
- 参考文献
- 文部省社會敎育局『文部省敎育映畫時報 第十四號 昭和九年十一月』「新作映畫解説」10-21頁
「最近發賣公開された文部省製作提供の五映畫」(『キネマ旬報』第五百一號、1934年)87頁
文部省『教育映畫研究資料 第十八輯 本邦映畫教育の發達』(1938年)「文部省製作映畫年度別」71頁